千葉県立幕張総合高校の総合学科ってどんなところ？偏差値や入試は？国際化への取り組みは？
こんにちは。
千葉県の英会話スクール、マーガレット外語学院です。
本日は、千葉県千葉市美浜区の幕張総合高校をご紹介します。
幕張総合高校は、JR海浜幕張駅から徒歩20分・JR/京成幕張駅から徒歩15分のところにあります。
「幕総（まくそう）」という略称で呼ばれる、人気の高い高校です。
シンフォニックオーケストラ部、合唱部、ダンス部、陸上競技部、バレーボール部、サッカー部など、部活動が盛んな高校です。
海浜幕張駅の様子
目次
千葉県立幕張総合高校はどんな学校？偏差値は？
幕張総合高校は、1996年に、隣接していた公立高校3校（幕張東・幕張西・幕張北）を統合して開校した高校です。
2004年には、千葉県立若葉看護高等学校と統合し、看護科を設置。
2005年看護科に2年間の専攻科を設置し、専攻科終了時に看護師国家試験受験資格が取得できるようになりました。
2019年、普通科に代わり総合学科を設置。
校訓は、「独立自尊・協調親和」
教育方針は、下記の３つです。
1. 生徒一人ひとりをよく理解し、個性・能力の発見に努め、その長所を十分に伸ばしながら社会の発展に貢献できる人間を育成する。（個性豊かに）
2. 集団の一員としての自覚を持たせ、自他を尊重し、他への協力を惜しまない寛容で調和のとれた人間を育成する。（心寛く）
3. たくましい気力と体力を培い、自ら進んで自己の未来を創造することのできる人間を育成する。（夢のある人間）
偏差値は、総合学科が64、看護学科が58です。
同等の偏差値の学校は、県立高校なら国府台高校、鎌ケ谷高校。
私立高校なら東京学館浦安高校普通科特別進学コース選抜クラス、日出学園高校などです。
千葉県立幕張総合高校のご紹介
幕張総合高校は、特色のある大規模な総合高校です。
総合学科(以前は普通科と呼ばれていた) と 看護科 があります。
総合学科は、進学を重視した単位制の高校です。
クラスごとではなく、各自が自分の時間割に沿って授業を受けていきます。
４つの系列（人文、文理、理工、芸術）が設置されています。
人文系列：文学部・外国語学部・法学部・社会学部などへの進学を目指している生徒向け
国語・地歴・公民・英語を中心に学びます。
文理系列：生活科学部・看護医療学部・スポーツ科学部などへの進学を目指している生徒向け
文系教科に理科と数学の基礎教科を合わせて学びます。
理工系列：医学部・歯学部・薬学部・理学部・工学部などへの進学を目指している生徒向け
数学・理科・英語を中心に学びます。
芸術系列：芸術大学への進学を目指している生徒向け
文系教科に芸術系の専門教科を加え、音楽・美術・工芸・書道を深く学びます。
100以上の多様な選択科目を用意されており、生徒の興味や進路に応じた学びをすることが出来ます。
国際化に向けての幕張総合高校総合学科の取り組みは
総合学科の英語教育の特徴は、アクティブラーニングや習熟度別授業、国際理解教育、第二外国語の履修などを通じて、生徒の英語力とグローバルな視点を育むことを目指している点です。
これにより、生徒たちは将来のキャリアにおいて必要なコミュニケーション能力を高め、国際社会で活躍できる力を身につけることができます。
アクティブラーニングの導入
英語の授業では、アクティブラーニングを取り入れており、生徒が主体的に学ぶ環境を提供してくれていて、コミュニケーション能力を高めることが出来ます。
習熟度別授業
英語と数学の授業では、習熟度別にクラスを分けて指導が行われています。
これにより、生徒一人ひとりの学力に応じたきめ細かな指導が可能となっています。
国際理解教育
海外の姉妹校との交流プログラムを通じて、異文化理解を深める機会を提供しています。
具体的には、フランスの高校との交流や、希望者対象の福島県ブリティッシュヒルズで２泊３日の異文化体験研修などが行われています。
第二外国語の履修
英語に加えて、フランス語や中国語などの第二外国語の履修も可能です。
グローバルな視点を持つ人材の育成を目指しています。
ICTの活用
授業内でのICT（情報通信技術）の活用を積極的に進めており、Teamsや学習支援ソフトを使用して個別学習支援を充実させています。
英語の授業では一人ひとりに合わせ、ICTを活用した授業が行われています。
これ以外にも、神田外語大学の留学生との交流も行われています。
千葉県立幕張総合高校総合学科の進路は
幕張総合高校は、国公立大学および私立大学の難関校への進学実績が豊富です。
国立大学では､芸術系大学の最難関の東京芸術大学の合格者を5名出しています。
また、私立大学では、青山学院大学や学習院大学、慶應義塾大学などの有名大学への合格者を多く輩出しています。
令和6年度（2024年度）入試実績(既卒者含む)
東京芸術大学：5名
千葉大学: 7名
筑波大学: 1名
東京工業大学: 1名
東京都立大学: 2名
青山学院大学: 24名
学習院大学: 30名
慶應義塾大学: 2名
上智大学: 14名
中央大学: 32名
法政大学: 66名
日本大学: 163名
東京理科大学: 8名
千葉県立幕張総合高校 総合学科 入試情報
幕張総合高校の入試は、学力検査の比重が高いのですが、自己表現や調査書の評価も重要です。
特に、欠席日数や評定に注意が必要です。
受験を考える際は、これらのポイントを押さえて準備を進めることが重要です。
ただし、二段階選抜方式を採用している幕張総合高校は、学力以外の多様な能力や特性を評価してくれます。
第二段階では、調査書や自己表現の比重が増すことで、学力以外の面で優れた生徒に合格のチャンスが与えられる仕組みとなっています。
募集人員
総合学科: 680名
試験科目と配点
総合学科
- 学力検査: 5教科（英語、数学、国語、理科、社会）各100点、合計500点
- 調査書（評定）: 145点(評定135点+他10点※）
- 自己表現: 20点（口頭または実技）
- 総合計: 665点満点
選抜方法
二段階選抜方式:
第一段階: 総得点に基づき、募集人員の80％を選抜
第二段階: 残りの20％を選抜。調査書の他加点（最大10点）と自己表現（20点）を含む
自己表現の内容
口頭による自己表現:
個人で日本語によるスピーチ
検査時間: 3分
実技による自己表現:
個人または複数人で実技を行う
検査時間: 3分～60分（種目による）
評価基準
※調査書の加点: 千葉県教育委員会などが行う顕彰等の受賞で、調査書の評定に上限10点の加点が可能
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志望校合格に向けて、夏休みは周囲に差を付けるチャンスです。
また、現在各スクールでは、夏期講習が始まっています。
持っていると受験に有利な「英検」、この秋の合格を目指し、今から対策をしましょう。
幕張本郷校は満員御礼となっておりますが、それ以外の校舎では、まだ若干名の枠がございます。
北習志野校
勝田台校
京成津田沼校
二和向台校
幕張本郷校
幕張本郷校の夏期講習は、満員御礼となり、締め切りました。
レギュラーのレッスンは、枠がございます。
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スクールでお会いできますことを楽しみにしています。
