マーガレットコラム

英語で話すと性格が変わる?人の心理に与える影響は?英語学習の意外なメリット

公開:2024.08.08

こんにちは、千葉県の英会話スクール・英語塾のマーガレット外語学院です。

 

英語を話す人の中には、

「英語を話す時のほうがハッキリと自分の気持ちが言える」

「英語で話す時は、日本語で話す時と性格が変わる気がする」

と感じる人もいるようです。

 

実際はどうなのでしょうか。

 

英語学習にはこんな意外な面が本当にあるのか、少し気になりませんか。

 

 

 

 

多言語が話せると複数の性格を持つようになる?

 

「英語を話す時のほうがハッキリと自分の気持ちが言える」

「英語で話す時は、日本語を話す時と性格が変わる気がする」

というのは、実際、研究によっても確認されています。

 

言語学者Jean-Marc DewaeleとAneta Pavlenkoが行った調査では、バイリンガルの約3分の2が言語を切り替えると「別の人のように感じる」と答えたそうです。

 

カリフォルニア大学のSusan Ervinは、アメリカ人と結婚してアメリカ在住の日本人女性を対象に、日本語で質問された時と、英語で質問された時では、回答の内容が変わると報告しています。

 

日本語で答える時は自分に自信が無く周囲に気を遣う性格

英語で答える時は自分に自信を持ちはっきりと話す性格

に変わったそうです。

 

これは、日本語と英語に限った話ではなく、フランス語とポルトガル語での調査もあります。

 

Michele Kovenは、フランス語とポルトガル語を話すパリ在住のバイリンガルを調査し、話す言語によって性格が変わることを発見しました。

 

フランス語では自己主張が強く

ポルトガル語では他人に従う傾向が強く

なったそうです。

参照記事:https://newrepublic.com/article/117485/multilinguals-have-multiple-personalities

 

第1言語だと空気を読んでしまう?

 

母国語を話すとき、私たちは社会的な期待や文化的なルールに強く影響されます。

 

いわゆる「空気を読む」ことが求められます。

 

社会的期待に対して、自己抑制を働かせなければいけない、ということです。

 

 

 

そのため、自己抑制が強くなり、自分の本音を言いにくくなることがあります。

 

しかし、第2言語を話すときは、これらの社会的な期待が少なくなるため、もっと自由に自分を表現できることが多くなります。

 

例えば、日本語では「謙虚であるべき」という文化的なルールがあります。

 

これにより、自分の意見をはっきり言うことが難しくなることがあります。

 

 

しかし、英語を話すときは、このような自己抑制が働かないため、自分の意見をもっと率直に表現できることが多いです。

 

日本人の場合、英語を話す時の方が「自分の意見をもっと自由に言える」と感じることがあります。

 

例えば、英語のクラスでディスカッションをするとき、日本語では遠慮してしまうところを、英語ではもっと自信を持って発言できるということです。

 

このような経験を通じて、新しい視点から自分を見つめ直すことが出来ます。

 

 

このように、第2言語を使うことで、社会的な期待や文化的なルールから解放され、より自由に自分を表現できるようになります。

これが、自己表現の向上や自信の増加につながります。

 

 

 

 

 

 

 

言語によって判断は変化する?

 

あなたは外国語でも母国語と同じ判断をすると思いますか?

 

「使う言語によって、導き出す答えが変わる」ということがあるそうです。

 

普段私たちは、使っている言語に関係なく同じ選択をすると思うかもしれません。

あるいは、外国語を使うと決定が難しくなり、判断がぶれると思うかもしれません。

 

しかし、実はそうではないことが多いという報告があります。

 

母国語を使う時は、「フレーミング効果」の影響を受けやすくなり、外国語を使う時は感情に左右されにくくなるため、その影響を受けにくくなるのです。

 

※「フレーミング効果」とは、同じ情報でも提示の仕方によって判断が変わる現象です。

 

例えば、商品を購入する際に次のように説明されるとします。

(回答は「満足」と「不満」の2択とします。)

 

  • 商品A:この商品を購入した顧客の80%が満足しています。
  • 商品B:この商品を購入した顧客の20%が不満を感じています。

 

 

 

例えば、「80%が満足」と言われるとポジティブに感じ、「20%が不満」と言われるとネガティブに感じます。

 

 

この2つの選択肢は実質的に同じ結果を示していますが、母国語でこの情報を聞いた場合、多くの人は「80%が満足している」と表現された商品Aを選びます。

 

母国語で情報を聞く時は、リスクを避ける傾向があると言われており、「フレーミング効果」の影響を受けやすいということです。

 

一方、第2言語で同じ情報を聞いた場合、「20%が不満を感じている」というネガティブな表現に対しても冷静に判断し、「フレーミング効果」の影響を受けにくくなるそうです。

 

第2言語ではこうしたバイアスがかかりにくくなり、感情に左右されず、合理的な判断をする傾向が高まるということになります。

 

 

第2言語を使うほうが冷静な判断が出来るようになるなんて、興味深いですよね。

 

 

当学院では、英語専門の講師が、皆さんの新しい挑戦をサポートします。

 

今英語に自信が無い生徒さんでも大丈夫です。

 

英語を話せるようになったら、この記事の内容を、「確かにそうかも!」と納得できるかもしれません。

 

「自分の性格」を変えることはなかなか難しいですが、「違う性格の自分」も手に入れることができるのが、外国語学習の意外なメリットと言えそうです。

 

 

 

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