高校入試はゴール?県立高校入試の落とし穴とは?先取り学習は必要?
皆様こんにちは。
千葉県の英会話スクール兼英語塾 マーガレット外語学院です。
お子さんが小さかった頃は、
「英語を話せるようになってほしい」
「国際的な仕事に就いてほしい」
などと考えていたはずなのに、
いつの間にか、
「とりあえず目先の高校入試がうまくいけばそれで良い」
と思っていませんか。
しかし、そこには落とし穴があるのです。
目の前の高校入試だけに集中し、そこに対応することだけを考えていると、はまってしまう2つの落とし穴を見ていきましょう。
落とし穴1:大学入試での英語力の不足
1つ目の落とし穴は、大学入試の時です。
希望の高校に入ることがゴールでしょうか。
多くの保護者の方が、子どもの高校入試に向けて熱心にサポートされていることと思います。
しかし、高校合格はあくまで通過点です。
お子さんに「大学で学ばせてあげたい」とお考えでしたら、当然高校入試の先には大学入試があります。
大学入試では、英語のスキルが合否を左右することが多いです。
それは、理系の学部であっても同じです。
では、なぜ大学入試では英語力がそれほど重視されるのでしょうか?
それは、現代社会において英語が世界共通の言語として幅広く使われているからです。
大学での学びは、日本語だけでは完結しません。
最先端の研究が英語で発表されていることが多く、専門的な論文や資料にアクセスするためには、英語力が不可欠です。
したがって、高校入試レベルの英語力で満足してしまうと、その後の学びで大きなハンディを背負うことになりかねません。
高校入試と大学入試の違い
高校入試と大学入試では大きな違いがあります。
高校入試のレベルと、大学入試のレベルは全く異なるため、対策方法も異なります。
中学校で教えてもらうこと・塾で教えてもらうことだけを真面目に取り組めば、高校入試には対応できますが、大学入試は全く違うルールのゲームと言えます。
学校で習っていないことも入試に出てきます。
目の前の高校入試だけに集中し、そこに対応することだけを考えていると、大学入試に必要な力が付く前に大学入試当日を迎えてしまう、ということが起こるのです。
千葉県の県立高校入試
出題内容は、中学校で学んだ基本的な文法事項や語彙が中心です。
リスニングや英作文など、実際のコミュニケーション能力も問われますが、中学校での学習範囲内で出題されるため、基本的な英語力があれば十分対応可能です。
大学入試の出題内容は以下の通りです。
・リスニング: 高校入試よりも難易度が高く、ネイティブスピーカーの速いスピードでの会話が出題されます。
・英作文・エッセイ: 特定のテーマに関するエッセイや短いプレゼンテーションが求められます。
論理的な構成力や適切な語彙の選択が重要です。
複数の視点から問題を考察し、対立する意見の中間に位置するような論点を見つけることが求められます。
・文法・語彙: 高度な文法や語彙の理解が求められます。
高校で習う範囲を超えた、難しい単語や表現が多く出題されます。
・長文読解: 複雑な内容の長文を読み、その内容を深く理解しないと回答できない問題が出題されます。
このように、高校入試では、中学での学習範囲から出題されましたが、大学入試では、高校での学習範囲に加え、さらに高度な英語力が求められるのです。
特に難関大学では、非常に高度な英語力が求められます。
また、英検やTOEICなどの資格試験も加点対象になることがあります。
※英検を入試で活用できる大学については、こちらのコラムをご覧下さい。
英検は大学受験で役に立たない?大学受験で英検2級・準1級を活用する秘策とは?
落とし穴2:就職活動での英語力の不足
2つめの落とし穴は、就職活動の時です。
希望の職業に就くためには、就職活動を経験する必要があります。
新入社員に高い英語力を期待する企業は大変多いことは皆様ご存じだと思います。
国際的なビジネス環境では、特にリーダーシップポジションにおいて英語力は重要です。
リーダーは、英語を使って効果的にコミュニケーションを取り、意思決定を行い、チームを導く能力が求められます。
これらの理由から、英語を日常的に使わない職種であっても、入社試験で英語力が問われることがあります。
企業は、将来的なビジネスの拡大や国際的な協力を見据えて、英語力を持つ人材を求めていると言えます。
新入社員に高い英語力を期待する企業は大変多く、英語力が高くないと、そこでふるいにかけられてしまう可能性があります。
大学に入ってから、就職活動に求められる英語力を付けようと思っても、結果的に間に合わない可能性が高くなってしまいます。
ここで、既にTOEICで高得点を取っている同級生、英検準1級や1級を持っている同級生に遅れを取ってしまうのです。
最近の就職活動は、時期が早まっています。
内定をもらうために参加する企業のインターンは、大学3年生の春頃に始まることが多いです。
早い企業では、大学2年生の冬に始める場合もあります。
この段階で既に就職活動は始まっていると言えます。
学部の課題やレポートをこなすだけでも忙しいですが、更にサークルやアルバイトの時間も必要となります。
そうなりますと、英語力をゆっくり身につける時間は想像以上に少ないと言えます。
早めの準備が成功の鍵?
これらの2つの落とし穴、我が子にははまってほしくはないですよね…。
そのためには、中学生のうちから、県立高校入試問題レベルを超えた英語の先取り学習を始めることが重要です。
英単語の暗記や基本的な文法の理解はもちろん、リスニングやスピーキングの練習も並行して行うことで、大学入試や将来の就職活動に活かすことが出来ます。
先取り学習には、次のようなメリットがあります。
- ・自信の向上
早めにレベルの高い英語学習を始めることで、自分に自信を持って取り組むことが出来るようになります。
自信がつくことで、試験に対する不安が軽減され、前向きな気持ちで楽しく学習を続けることができます。
また、自信を持つことで、試験本番でも冷静に対応できるようになります。
- ・ストレスの軽減
試験直前の焦りやストレスを軽減することができます。
先取り学習を進めることで、余裕を持って試験に臨むことができ、結果として高いパフォーマンスを発揮することができます。
ストレスが少ない状態で学習を進めることで、集中力も高まり、効果的な学習が可能となります。
効果的な学習方法とは?
1.学習を習慣化する
毎日の学習が習慣化されると、無理なく継続することができ、結果として大きな学習効果が得られます。
学習習慣が身につくことで、自己管理能力も向上し、他の科目の成績にも良い影響を与えます。
子供が自然に学習できるようになるまでは、毎日決まった時間に宿題や復習をするなど、意識的にルーティンを作って取り組むことが大切です。
例えば、夕食後に30分間勉強する習慣をつけると、学習が日常の一部になりやすくなります。
忙しい中でも、意識をして、毎日少しずつ英語に触れる時間を作りましょう。
2.英検を受験する
英検は、高校受験対策にも役立ちますし、子どもたちのモチベーションを高める良い機会になります。
高校入試レベルを超えた英語力を身につけるには、英検が最適です。
また、取得した英検は大学入試でも活用出来るため、学習の目標が明確になります。
3.英会話を実践する
英会話スクールやオンライン英会話を利用して、実際に英語を使う機会を増やすことをお勧めします。
実際に話すことで、リスニングやスピーキングのスキルが自然に身についていきます。
また、異文化理解にも繋がり、グローバルな視野を広げることができます。
ただし、オンラインでの英会話レッスンは、ある程度以上の英語力がないと、効果が出ないと考えられます。
まずは対面の英会話スクールから始めることをお勧めします。
多くの方が、大学入試や就職活動でお子さんが望む結果を得て、幸せになってほしいと願われていると思います。
そうであれば、中学生のうちから県立高校の英語入試レベルを超えた先取り学習を進めることが大切です。
これに早く気付き、中学生のうちから準備を始めた生徒さんが、大学受験や就職活動で希望通りの結果を手に入れることが出来ると言えます。
マーガレット外語学院では、英語学習をサポートするさまざまなコースを提供しています。
お子さんに合ったコースを選んでいただけます。
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