- 海浜幕張校
「この子は伸びる」と信じただけで、何が起きる?―心理学者の有名な実験から
皆様こんにちは。
マーガレット外語学院海浜幕張校です。
「この子は人見知りなんです」
「ちょっと忘れっぽくて」
「英語は好きだけど、算数が苦手みたい」
我が子を誰かに紹介する時、私たちはつい、このようにラベル付けをしていないでしょうか。
どれも悪気はなく、愛情や心配から出た一言です。
でも心理学では、こうした言葉や態度が、子どもの行動を本当に変えてしまうことが知られています。

その代表例が、心理学者 ローゼンタールが行った有名な実験です。
ある小学校で、ローゼンタールは教師達にこう伝えました。
「このテストで、これから大きく伸びる子が分かりました」
実はこの伸びる子は、実際には、ランダムに選んだだけだったのです。
教師達はその事実を知りません。
数か月後、調査をすると、
伸びると伝えられた子どもたちは、実際に成績が向上していたのです!
教師が特別な授業をしたわけではありません。
ただ、
・少し長く待つ
・よく声をかける
・失敗してもすぐに否定しない
無意識に接し方が変わっていたのです。
子どもたちは、その空気を感じ取り、
「自分は期待されている存在なんだ」と受け取ったのです。

大人が「この子は〇〇だ」と決めつけると、
「自分はこういう人間なんだ」と、自分自身にラベルをつけ始めます。
一度そう思い込むと、その枠の中で行動するようになってしまいます。
私達大人が子供の可能性を心から信じることが、成長を引き出す第一歩になるのですね。

