こんにちは、千葉県の英会話スクール、マーガレット外語学院です。

英検を受けると耳にする英検バンドという言葉。

 

自己流で理解してしまったり

一度ちゃんと理解したつもりなのにいつの間にかよく分からなくなってしまったり

ということはありませんか？

 

英検バンドについて､この機会にしっかり理解してしまいましょう！

 

英検CSEスコアとは？

本題ではないのですが、英検バンドを理解するためには、英検CSEスコアの基本を知っておく必要があります。

と言っても、難しいことは飛ばし、今回は基本だけを押さえておきましょう。

 

2015年度までの英検では「素点」での合否判定でしたが、2016年度より、従来の合否判定に加え、「英検CSEスコア」が提供されるようになりました。

 

リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能のうち、どの技能が苦手か、得意かがはっきりとわかるようになったことは大きなメリットと言えます。

 

しかし、英検CSEスコアが導入されたことで、

「いっぱい数字が並んでいるので、結局よく見なかった・・・」

「合否の基準が分かりにくい・・・」

と感じている方もいるのではないでしょうか。

 

 

とりあえずCSEについては、こちらの表だけを理解しましょう。

 

数字を覚える必要はありません。

 

「合格基準CSEスコアというのが決められているのだ」 ということだけを理解しておけばOKです。

 

 

 

英検バンドとは

スコアだけでは実感しづらい「合格ラインまでの距離」です。

英検バンドは一次試験・二次試験両方の成績表に表示されます。

 

 

 

合格基準スコア（英検CSEスコア）を上回る一つ目のバンドは＋1、その上のバンドは+2です。

下回った場合は数字の前に “－” が付きます。

 

 

英検バンドは、一次試験と二次試験、それぞれの合格基準スコア（英検CSEスコア）を起点とし、スコアを25点刻みに区切ったものです。

 

つまり、CSEスコア25点分＝1バンドとなります。

 

 

 

これで安心！もう迷わないために！

ここで、理解を確認しておきましょう。

+1だと1点～25点、

+2だと26点～50点

ということを頭に置いて､例題で整理してみましょう。

 

〈例題1〉

田中君が2級の1次試験を受験したところ、G2 +4　という結果でした。

合否ラインを何点超えていたでしょうか。

田中君のスコアは何点～何点の範囲だったでしょうか。

 

 

〈例題1の答え〉

2級1次試験の合否ライン　＝1520点

+4だったので、76点～100点

ということは、合否ラインを 76点～100点超えていて、

田中君のスコアは（1520 + 76点）～（1520 + 100点） = 1596点～1620点

の範囲だったということになります。

 

〈例題2〉

鈴木さんが3級の2次試験を受験したところ、G3 -3という結果でした。

合否ラインまであと何点だったのでしょうか。

鈴木さんのスコアは何点～何点の範囲だったでしょうか。

 

〈例題2の答え〉

3級2次試験の合否ライン　＝　353点

-3だったので、マイナス51点～75点

ということは、合否ラインまであと 51点～75 点で、

鈴木さんのスコアは(353 – 51) ～ (353 –75) = 302点～278点

の範囲だったということになります。

 

 

 

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