英検2次試験ってどんな試験?面接の答え方のコツってあるの?ゆうと先生が分かりやすく解説!
皆様こんにちは。千葉県の英会話スクール兼英語塾のマーガレット外語学院です。
英検1次試験に合格し、「次に待ち受ける2次試験が不安」と感じている方に向けて書いています。
「面接」と聞くと、特に初めて受ける方は心配ですよね。
3級・準2級・2級の順に、当学院講師のゆうと先生がコツをお伝えします。
英検2次試験の流れは?
2次試験は面接官と1対1形式となります。
質問される内容は級によって違いますが、大まかな流れを説明します。
1.受付け
受付けを済ませ、控え室で待ちます。
面接カードを渡されますので、氏名・個人番号などを記入します。
2.入室
自分の順番が来たら、
「May I come in?」
と言って入室します。
3.面接カードを面接官に渡す
面接官との会話は全て英語で行います。
面接官から
「Can I have your card, please?」
などと言われますので、面接カードを渡します。
この時、黙って渡すのではなく、
「Here you are.」
と言いながら渡すようにしましょう。
4.着席
面接官に座るように指示されてから着席します。
座るときも
「Thank you.」
と言ってから座るようにしましょう。
5.氏名・級の確認
面接官に名前を聞かれます。
「My name is Taro.」
とにこやかに答えましょう。
面接官が級の確認をし、挨拶を交わします。
6.問題カードを受け取る
パッセージとイラストが印刷された「問題カード」を受け取ります。
7.黙読
面接官に黙読するように指示をされますので、黙って読みます。
8.質問スタート
面接官の質問に答えていきます。
9.問題カードを面接官に返す
この時も「Here you are.」と言って渡すようにしましょう。
10.退室
面接官に挨拶をして、退室します。
「You may go now.」
と言われたら、
「Thank you. Goodbye.」
などと挨拶して退室します。
最後に、
「Have a nice day.」
と言われて、なんと返事をして良いか分からず戸惑う生徒さんもいます。
「You too.」
と笑顔で返事をしましょう。
英検3級2次試験のコツ
1.面接官の質問が聞き取れなかったら
「Could you say that again?」
と聞き返しましょう。
英語でのコミュニケーションは聞くことから始まります!
2.沈黙になりそうな時は
「Well・・・」
「Let’s see・・・」
といったフレーズを使って時間を稼ぎ、考えを整理しましょう。
自信を持って話すためにも、落ち着いて考えてから話すことは重要です。
3.本当のことを言わなくてもOK! 嘘でも大丈夫
「本当のことを言おう」とすると英語で言うのが難しいときがあります。
英語での表現が難しい場合、正解ではなくても簡単に答えることが大切です。
例えば「動物は何が好き?」という質問で、答えに困ったら簡単なものを言いましょう。
「カバが好きです」
と正直に答えようとして言葉に詰まってしまうのであれば、
「ネコが好きです」
と言うほうが正しい選択です。
「正直に本当のことを答えなきゃ・・・」と思って答えに詰まってしまう生徒さんもいます。
でも、面接官は英語力を見ているだけですので、割り切りましょう!
英検準2級2次試験のコツ
1.絵を描写する質問には、必ず現在進行形で答えよう!
「A man is running in the park.」
など、現在進行形で説明しましょう。
また、複数の人物がいる場合には「another」を使って区別します。
例えば
「A boy is playing catch. Another boy is eating lunch.」
のように説明しましょう。
2.環境問題などの知識を身につける
ニュースを見て環境問題などの知識を身につけておきましょう。
例えば、
「global warming」(温暖化)
「eco-friendly」(地球にやさしい)
などを覚えておくと、自然に使えるようになります。
英検2級2次試験のコツ
1.絵を描写して説明するパートでは必ず過去形を使いましょう。
助動詞の「can」や「will」も、過去形の文章の中では、「could」, 「would」になります。
例えば
「He thought he will move to Tokyo.」 →×
「He thought he would move to Tokyo.」→〇
となります。
2.ニュースを見て、時事問題に触れておく
時事問題について知識を深め、関連する単語を覚えておきましょう。
例えば
「regular car」(普通自動車)
「electric car」(電気自動車)
「shopping bag」(レジ袋)
などを覚えおきたいですね。
2次試験ってどうやって採点されるの?
英検2次試験は、何問中何問正解したらOKという形式ではなく、CSEスコアによって判定されます。
1次試験の試験結果にもCSEスコアが載っていたのをご覧になったと思いますが、2次試験も同じような形です。
「英検CSEスコア」とは、ユニバーサルなスコア尺度CSE (Common Scale for English) を使って点数を表現したものです。
2次試験の満点は、
3級:550点
準2級:600点
2級:650点
となっています。
合格ラインは、
3級:353点
準2級:406点
2級:460点
となっています。
採点は、
・音読
・質問への回答
・態度(アティトュード)
の3点です。
音読については、発音、文章のアクセントが評価ポイントとなります。
質問への回答は、正しい文法で答えているか、自分の意見を英語で伝えられるか、が評価ポイントです。
態度(アティトュード)は、ハキハキと話しているか、アイコンタクトを取っているか、といった点が評価のポイントです。
積極的にコミュニケーションを取ろうとしているかどうかを見られています。
面接は、何度も何度も練習することが必要です。
想定していなかった質問や聴き取りにくい発音でも慌てずに答えるためには、十分な練習量がポイントとなります。
また、面接には、ここには書き切れなかった1人では気付くことが難しい、2次試験突破のコツが他にもたくさんあります。
マーガレット外語学院の2次対策レッスンでは、合格できるコツをお伝えしながら何度も練習し、当日安心して面接に臨めるようにサポートしています。
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