こんにちは、千葉県の英会話スクール、マーガレット外語学院です。

今回は、子供のやる気の育て方を考えていきます。

お子様は一見難しそうに見えることでも、自分から挑戦したがるタイプでしょうか。

または、保護者のかたや先生に励ましてもらわないと挑戦できないタイプでしょうか。

人は動機づけがあるからこそ行動をとることができます。動機づけとはモチベーション・やる気のことです。

動機づけには内発的動機づけと外発的動機づけがあります。

この２つは、動機の発生した場所が異なります。

内発的動機づけとは、その事柄に対する強い興味や探求心など、自分の中から湧いてきたモチベーションによって行動を始めようと考えることです。

外発的動機づけとは、「ご褒美シールが欲しいから」「叱られたくないから」など、外部からの働き掛けによって湧いたモチベーションのことです。

内発的動機づけのメリットは、「頑張ろう」という気持ちが持続しやすいことです。

たとえ失敗しても「もう一度挑戦しよう」という気持ちになりやすい傾向があります。

また、目標が達成されると次の目標を自然に見つける傾向が高く、更にやる気が持続します。

ただし、デメリットもあります。

最大のデメリットは自分の中から動機を見付けることは、大多数の子供にとってはとても難しいということです。内発的動機づけは元々の性格によって、湧いてきやすい子供と湧きにくい子供がいるため、湧きにくいタイプの子供には、無理強いをしてからといって湧いてくるものではありません。

一方、外発的動機づけのメリットは、もともと動機の無い子供にでも動機を持たせることが出来るところにあります。やる気のない状態の子供をやる気にさせることが出来ます。

また、外発的動機づけによって始めたことであっても、成功体験によって、内発的動機づけが生まれ、モチベーションが高まることもあります。

一方デメリットは、動機の持続が難しいところです。

やる気を保持し、さらにステップアップを目指すような行動までは起こすことが困難になります。

また、自主性や創造性を妨げる可能性があるという点です。

もともと内発的動機づけを持っている子供は、ご褒美などを与える形で親がかかわると急にやる気が削がれてしまうため、そっと見守ってあげるのが伸びるコツです。

内発的動機づけを持っていない子供の場合は、その子の頑張りと出来るようになったことを保護者が認めて褒めるという外発的動機づけを継続するようにしましょう。

そうすることで、子供は達成感・自己肯定感を感じ、やがて自分でチャレンジしたいと思えるようになれば、内発的動機づけを持てるようになったと言えます。お子さんが内発的動機づけを育てることは、目の前の教材やテストの結果を上げることよりも、遠回りのようで結果的には実りが多くなります。

内発的動機づけを育てるために、自律性、有能感、関係性という３点を育てることが大切です。

• 自律性とは、自分で選択し、自分の意志で実行できる力です。自律性を育てるために、様々な体験をさせてあげて選択肢を提示してあげましょう。また、些細なことでも「どちらが良い？」「あなたはどう思う？」と問いかけ、本人の決めたことを尊重してあげましょう。
• 有能感とは、課題を目の前にした時に、「これを自分の力でやってみたい」と感じる気持ち（自信）のことです。これには、簡単すぎず難しすぎない課題を与えてあげる必要があり、いくつか課題を与えてお子さんの様子を把握していきましょう。
• 関係性とは、他人や集団と関係を築きたいという気持ちのことです。関係性は「教師や親に好感をもたれ、信じて任せてもらっていると感じる時」に満たされる、と言われています。管理・監督するのではなく、子どもに対する細やかなリアクションで、関係性を満たすように努めましょう。

具体的には、

・結果ではなく努力した過程を褒める

・具体的に褒める。

・直後に褒める。

・他人とではなく、過去のその子供自身と比較して褒める。

お子さんが「英語を習ってみたい」と言い出した時は、是非その気持ちを認め、始めさせてあげて下さい。

習った単語をお家で言ってくれたら、是非家事やお仕事の手を止めて聞いてあげて下さい。

内発的動機付けが芽生えているのに、親が欲を出して、「ご褒美を上げるからもっと頑張れ」というのは逆効果で、子供のやる気を削ぎますので注意が必要です。

また、「お子さん自身は特に何もやりたがらないが、親としては将来を考えて英語を学ばせたい」という場合は、保護者の方は、短期的な英語力の結果を求めるのではなく、子供の内発的動機づけを育てることを意識し、ゆったりと見守ってあげていただきたいです。

当学院の講師も、子供自身の内発的なモチベーションを育て、学ぶことが好きな子供になっていただきたいと、日々努めています。

マーガレット外語学院には、お子さんが学びを継続できるポイントがあります。それは、急にレッスンをお休みしても振替レッスンを無料で受けられることです。

また、欠席や振替の際の面倒な電話連絡は不要。LINEでOKです。

そして、ご兄弟の体調不良などの都合で、当日急にオンラインレッスン（Zoomを使用）に切り替えることも可能です。

通いやすく続けやすいからこそ英語力が伸びるのです。

無料体験レッスンで、マーガレットの楽しく分かるレッスンを体感してみませんか。

スクールでお会いできますことを楽しみにしています。